空と雲の描き方。突き抜ける青空、入道雲…夏空を描くには
夏を感じる浴衣や水着のイラスト。
キャラクターがうまく書けたら背景にもこだわりたいですよね!夏空の描き方講座で空の塗り方や夏の雲の描き方を学んで季節感のあるイラストを描いてみましょう!
積雲のアタリの取り方
最初にキャンバスサイズについてです。
この講座では、キャンバスサイズを26×15cm、150dpiで制作しています。画面はあまり拡大せずに描くようにしていきましょう。
積雲や積乱雲を描くときのコツ
積雲や積乱雲を描く際のポイントは
夏空の描き方メイキング
まずは背景の空の塗り方について解説していきます。画面の上が暗く、下が明るくなるようにします
。
機械的にならないよう、べた塗りでなくムラを作るのがポイントです。
ムラをつけた空の塗り方ですが、最初に塗りつぶしツールで全体を塗りつぶします。
次にブラシでムラを作ります。
画面上下の色を決めたらスポイトツールで下の色を取りながら透明度の低いブラシを使って塗ります。
最後にエアブラシで所々ぼかして完成です。
積雲のベースの塗り方
空が描けたら、次に積雲を描いていきます。まずはベースを描きます。
空色のレイヤーの上に新しいレイヤーを作って雲を描きます。
消しゴムとブラシを使って形を整えながら描きます。
それぞれの球体の組み合わさり方に注意しましょう。また、均一にならないようにするのもポイントです。
指先ツールを強さ50%にしてエッジを滑らかにし、中心から四方八方に伸ばしたり押し込んだりします。
所々ブラシで描いたエッジを残すようにしましょう。最初に想定した球体が広がっていく様子を意識するのがポイントです。
最初は大きなブラシで大まかに伸ばしてから小さいブラシに変えて整えます。
これでベースは完成です。
積雲の描き込み方
続いて雲の影を描きます。色は空の色より少し明るい色にしましょう。
空の色をスポイトでとって彩度と明度を調整しましょう。
雲の明るい部分と影の稜線(りょうせん)を指先ツールで伸ばして整えます。
境界を滑らかにするために稜線をエアブラシでなぞります。色を増やしすぎると難しくなるのであまり色を増やしすぎないのがポイントです。
影の稜線でできた中間色で雲の側面を描き、立体をわかりやすくします。
雲の影下の方に反射光を入れて完成です。
積乱雲のアタリの取り方
次に積乱雲を描きます。
こちらも積雲と同じように球体を意識して描きましょう。
ラフを描いたら線画を起こします。気流や風の向きを意識して描きましょう。
下の方の雲は気流が安定しているのでもくもくと、上の方は向かって右から左へ吹く風で流されるように描いています。
積乱雲のベースの描き方
空のグラデーションと雲のベースを描きます。
ベースの描き方は積雲と同じようにブラシと消しゴムを使います。
下の方はもくもくした様子を表現するために小さめのブラシで輪郭がぼやけすぎないよう描きます。
上の方はエアブラシを使って描き、指先ツールも大きなものを使って長く伸ばします。
積乱雲の描き込み方
続いて影を描いていきます。まずはブラシで影を描いていきましょう。
影の稜線(りょうせん)を指先ツールで伸ばします。
エアブラシを使って中間色で稜線をなじませます。
目立つ部分、このイラストでは中央の高い雲に描きこみを行います。
完成をイメージしやすくなり、メリハリもできます。
中間色で雲の明るい部分に描き込みを行います。ここまでは拡大をせず描くようにしていましたがこの作業は120~125%で拡大して行いましょう。
小さな玉がたくさんあるようなイメージで描き込みます。これで基本の積乱雲は完成です。
空の描き方の小技(チップス)
描いた積乱雲をさらに引き立てる小技を紹介します。
周りの空に薄い巻き雲や飛行機雲を描くと見栄えが良くなります。
雲の影の部分にももう一色入れて描きこむと、より立体感が増し雄大な雲が描けます。
以上で夏空の描き方講座の解説は終了です。
記事では筆の動きや操作方法についてイメージがつかないところは、ぜひ動画講座をご覧くださいね!
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- よー清水先生が実際に使用しているブラシを6つDLできる
- カラーサークルが大きく映るので、どの色を使うかわかりやすい
- アイレベルの考え方
- パースの考え方
- 空・雲の描き方
- 樹木・建物の描き方
- キャラクターを設置した実際の作例
- セルフチェックポイント
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イラレポ
投稿完了
夏を感じる浴衣や水着のイラスト。
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積雲のアタリの取り方
最初にキャンバスサイズについてです。
この講座では、キャンバスサイズを26×15cm、150dpiで制作しています。画面はあまり拡大せずに描くようにしていきましょう。
積雲や積乱雲を描くときのコツ
積雲や積乱雲を描く際のポイントは
夏空の描き方メイキング
まずは背景の空の塗り方について解説していきます。画面の上が暗く、下が明るくなるようにします
。
機械的にならないよう、べた塗りでなくムラを作るのがポイントです。
ムラをつけた空の塗り方ですが、最初に塗りつぶしツールで全体を塗りつぶします。
次にブラシでムラを作ります。
画面上下の色を決めたらスポイトツールで下の色を取りながら透明度の低いブラシを使って塗ります。
最後にエアブラシで所々ぼかして完成です。
積雲のベースの塗り方
空が描けたら、次に積雲を描いていきます。まずはベースを描きます。
空色のレイヤーの上に新しいレイヤーを作って雲を描きます。
消しゴムとブラシを使って形を整えながら描きます。
それぞれの球体の組み合わさり方に注意しましょう。また、均一にならないようにするのもポイントです。
指先ツールを強さ50%にしてエッジを滑らかにし、中心から四方八方に伸ばしたり押し込んだりします。
所々ブラシで描いたエッジを残すようにしましょう。最初に想定した球体が広がっていく様子を意識するのがポイントです。
最初は大きなブラシで大まかに伸ばしてから小さいブラシに変えて整えます。
これでベースは完成です。
積雲の描き込み方
続いて雲の影を描きます。色は空の色より少し明るい色にしましょう。
空の色をスポイトでとって彩度と明度を調整しましょう。
雲の明るい部分と影の稜線(りょうせん)を指先ツールで伸ばして整えます。
境界を滑らかにするために稜線をエアブラシでなぞります。色を増やしすぎると難しくなるのであまり色を増やしすぎないのがポイントです。
影の稜線でできた中間色で雲の側面を描き、立体をわかりやすくします。
雲の影下の方に反射光を入れて完成です。
積乱雲のアタリの取り方
次に積乱雲を描きます。
こちらも積雲と同じように球体を意識して描きましょう。
ラフを描いたら線画を起こします。気流や風の向きを意識して描きましょう。
下の方の雲は気流が安定しているのでもくもくと、上の方は向かって右から左へ吹く風で流されるように描いています。
積乱雲のベースの描き方
空のグラデーションと雲のベースを描きます。
ベースの描き方は積雲と同じようにブラシと消しゴムを使います。
下の方はもくもくした様子を表現するために小さめのブラシで輪郭がぼやけすぎないよう描きます。
上の方はエアブラシを使って描き、指先ツールも大きなものを使って長く伸ばします。
積乱雲の描き込み方
続いて影を描いていきます。まずはブラシで影を描いていきましょう。
影の稜線(りょうせん)を指先ツールで伸ばします。
エアブラシを使って中間色で稜線をなじませます。
目立つ部分、このイラストでは中央の高い雲に描きこみを行います。
完成をイメージしやすくなり、メリハリもできます。
中間色で雲の明るい部分に描き込みを行います。ここまでは拡大をせず描くようにしていましたがこの作業は120~125%で拡大して行いましょう。
小さな玉がたくさんあるようなイメージで描き込みます。これで基本の積乱雲は完成です。
空の描き方の小技(チップス)
描いた積乱雲をさらに引き立てる小技を紹介します。
周りの空に薄い巻き雲や飛行機雲を描くと見栄えが良くなります。
雲の影の部分にももう一色入れて描きこむと、より立体感が増し雄大な雲が描けます。
以上で夏空の描き方講座の解説は終了です。
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