猫の描き方!全身のイラストを描く手順、人気の種類を紹介
見た目や仕草が可愛い「猫」は、イラストでも人気のある動物です。
猫を描きたいけど難しそう……とお悩みの方は、まずは、体の特徴やアタリの取り方から学んでみましょう!
今回は、パルミー月謝制講座「猫の描き方講座」より、内容を一部抜粋してご紹介します。
猫の体格・シルエットの特徴や、猫の全身を描く手順を見ていきましょう。
猫の基礎知識
①猫の柄
アメリカンショートヘアやスコティッシュフォールドといった猫の品種があるように、猫の毛柄にも種類があります。
ここでは、代表的な3種類の模様・柄をピックアップして紹介しています。
タビー
トラのような縞模様を持つ猫は、タビーと呼ばれます。
個体によって様々な縞模様があり、模様は左右対称であることが多いです。
ポインテッド
ポインテッドとは、耳・鼻先・手足の先など、末端の部分に色がついている猫の柄のことです。
ポインテッド柄を持つ品種の中では、シャム猫が有名です。
ハチワレ
鼻先が八の字に割れている猫の模様のことを、ハチワレと呼びます。
白黒・グレー・茶色など、様々な猫の毛色でハチワレ模様が見られます。
②猫の体格
品種や毛柄の他にも、猫は体格でも種類分けされています。
猫の体格は6種類あり、中でも代表的なコビーとオリエンタルを紹介しています。
コビー
筋肉質で、ずんぐりむっくりしています。
顔には丸みがあり、四肢・胴体・耳・尻尾などの各パーツが短めです。
猫の品種の中では、ペルシャなどがコビーに該当します。
オリエンタル
全体的に細身で、すらっとしています。
顔は逆三角形の形状をしており、四肢・胴体・尻尾は長くて耳も大きいです。
③猫のシルエットの取り方
猫の体は柔軟性があって、しなやかです。
猫のアタリやラフを描く際は、流線形の曲線の流れで、1本の芯が通っていることをイメージしてみてください。
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猫の描き方の手順
猫を描く手順を見ていきましょう。
横向きの猫の全身を、アタリ→ラフ→線画の手順で描き進めます。
①アタリを描く
3つの丸を描く
猫の体のアタリを大まかに取ります。
猫の顔・胸・腰のパーツにあたる、3つの丸を描きます。
3つの丸を描く際は、猫の写真を見ながら位置を決めましょう。
繰り返し猫を観察することで、資料を見なくても3つの丸の位置が分かるようになってきます。
猫が描き慣れないうちは、写真を参考にしてバランスを理解してみてください。
一本の線で繋ぐ
流線形を意識して、1本の線で繋ぎます。
線の右側は、しっぽをイメージして引いてみてください。
②ラフを描く
アタリを薄く表示する
猫のアタリを描いたレイヤーを薄くして、上からラフを描いていきます。
首と体のラインを描く
顔と胸のアタリを繋げるようにして、猫の首のラインを描きます。
次に、胸と腰のアタリを繋げるように、猫の背中とお腹のラインを引きましょう。
猫のお腹は、少し膨らんでいるように描きます。
肩を描く
人間と同じように、猫にも肩甲骨があります。
赤い四角で囲っている肩甲骨の部分を盛り上げで描くと、リアリティが増します。
マズル・耳・お尻を描く
顔のアタリを目安にして、マズル(口元)と耳を描きます。
耳の形は三角錐をイメージすると描きやすいです。
また、腰のアタリからお尻にかけてのラインを引きます。
しっぽを描く
アタリの線を目安にして、しっぽを描きます。
足を描く前に目安を取る
胴体の中心に「( )」を描いて、足の位置の目安にします。
オレンジの丸の辺りを基準にして「( )」を描きましょう。
前足を描く
「( )」の左側を目安にして前足を描きます。
足の長さは、猫の種類によって異なります。
描きたい猫を観察して、足の長さを調節してみてください。
後ろ足を描く
「( )」の右側を目安にして後ろ足を描きます。
前足の約1/2の高さに、後ろ足のかかとがくることを覚えておきましょう。
③線画を描く
ラフを元に線画を描く
ラフの線を元にして線画を描きます。
アニメ塗りのような猫にしたい場合は、輪郭がはっきりしているブラシを使いましょう。
アナログのような柔らかいタッチで描きたい場合は、テクスチャを設定している水彩ブラシなどがオススメです。
骨を意識する
線画では、猫の骨の出っ張りを意識して線を引くと、リアリティが出ます。
赤い丸で囲っているアゴ・ヒジ・膝は、骨が出っ張る部分です。
角張らせるようなニュアンスで描いてみてください。
肩甲骨は盛り上がる
猫の骨格を図解しています。
肩にある肩甲骨の部分も、シルエットが盛り上がることを意識しましょう。
毛を追加したい場合
描きたい猫の種類によっては、毛を追加したい場合もあると思います。
耳の先・顔の横・お腹・しっぽなどに毛を描くと、長毛の猫らしく見えます。
猫の毛の形
一番左の毛のように直線で尖らせて描くと、棘のように見えてしまいます。
真ん中や右の毛のように、曲線を意識して線を引いてみてください。
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- 猫の顔・鼻・目・耳の特徴
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- 猫の足・爪の特徴
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見た目や仕草が可愛い「猫」は、イラストでも人気のある動物です。
猫を描きたいけど難しそう……とお悩みの方は、まずは、体の特徴やアタリの取り方から学んでみましょう!
今回は、パルミー月謝制講座「猫の描き方講座」より、内容を一部抜粋してご紹介します。
猫の体格・シルエットの特徴や、猫の全身を描く手順を見ていきましょう。
猫の基礎知識
①猫の柄
アメリカンショートヘアやスコティッシュフォールドといった猫の品種があるように、猫の毛柄にも種類があります。
ここでは、代表的な3種類の模様・柄をピックアップして紹介しています。
タビー
トラのような縞模様を持つ猫は、タビーと呼ばれます。
個体によって様々な縞模様があり、模様は左右対称であることが多いです。
ポインテッド
ポインテッドとは、耳・鼻先・手足の先など、末端の部分に色がついている猫の柄のことです。
ポインテッド柄を持つ品種の中では、シャム猫が有名です。
ハチワレ
鼻先が八の字に割れている猫の模様のことを、ハチワレと呼びます。
白黒・グレー・茶色など、様々な猫の毛色でハチワレ模様が見られます。
②猫の体格
品種や毛柄の他にも、猫は体格でも種類分けされています。
猫の体格は6種類あり、中でも代表的なコビーとオリエンタルを紹介しています。
コビー
筋肉質で、ずんぐりむっくりしています。
顔には丸みがあり、四肢・胴体・耳・尻尾などの各パーツが短めです。
猫の品種の中では、ペルシャなどがコビーに該当します。
オリエンタル
全体的に細身で、すらっとしています。
顔は逆三角形の形状をしており、四肢・胴体・尻尾は長くて耳も大きいです。
③猫のシルエットの取り方
猫の体は柔軟性があって、しなやかです。
猫のアタリやラフを描く際は、流線形の曲線の流れで、1本の芯が通っていることをイメージしてみてください。
猫の全身の描き方
猫の描き方の手順
猫を描く手順を見ていきましょう。
横向きの猫の全身を、アタリ→ラフ→線画の手順で描き進めます。
①アタリを描く
3つの丸を描く
猫の体のアタリを大まかに取ります。
猫の顔・胸・腰のパーツにあたる、3つの丸を描きます。
3つの丸を描く際は、猫の写真を見ながら位置を決めましょう。
繰り返し猫を観察することで、資料を見なくても3つの丸の位置が分かるようになってきます。
猫が描き慣れないうちは、写真を参考にしてバランスを理解してみてください。
一本の線で繋ぐ
流線形を意識して、1本の線で繋ぎます。
線の右側は、しっぽをイメージして引いてみてください。
②ラフを描く
アタリを薄く表示する
猫のアタリを描いたレイヤーを薄くして、上からラフを描いていきます。
首と体のラインを描く
顔と胸のアタリを繋げるようにして、猫の首のラインを描きます。
次に、胸と腰のアタリを繋げるように、猫の背中とお腹のラインを引きましょう。
猫のお腹は、少し膨らんでいるように描きます。
肩を描く
人間と同じように、猫にも肩甲骨があります。
赤い四角で囲っている肩甲骨の部分を盛り上げで描くと、リアリティが増します。
マズル・耳・お尻を描く
顔のアタリを目安にして、マズル(口元)と耳を描きます。
耳の形は三角錐をイメージすると描きやすいです。
また、腰のアタリからお尻にかけてのラインを引きます。
しっぽを描く
アタリの線を目安にして、しっぽを描きます。
足を描く前に目安を取る
胴体の中心に「( )」を描いて、足の位置の目安にします。
オレンジの丸の辺りを基準にして「( )」を描きましょう。
前足を描く
「( )」の左側を目安にして前足を描きます。
足の長さは、猫の種類によって異なります。
描きたい猫を観察して、足の長さを調節してみてください。
後ろ足を描く
「( )」の右側を目安にして後ろ足を描きます。
前足の約1/2の高さに、後ろ足のかかとがくることを覚えておきましょう。
③線画を描く
ラフを元に線画を描く
ラフの線を元にして線画を描きます。
アニメ塗りのような猫にしたい場合は、輪郭がはっきりしているブラシを使いましょう。
アナログのような柔らかいタッチで描きたい場合は、テクスチャを設定している水彩ブラシなどがオススメです。
骨を意識する
線画では、猫の骨の出っ張りを意識して線を引くと、リアリティが出ます。
赤い丸で囲っているアゴ・ヒジ・膝は、骨が出っ張る部分です。
角張らせるようなニュアンスで描いてみてください。
肩甲骨は盛り上がる
猫の骨格を図解しています。
肩にある肩甲骨の部分も、シルエットが盛り上がることを意識しましょう。
毛を追加したい場合
描きたい猫の種類によっては、毛を追加したい場合もあると思います。
耳の先・顔の横・お腹・しっぽなどに毛を描くと、長毛の猫らしく見えます。
猫の毛の形
一番左の毛のように直線で尖らせて描くと、棘のように見えてしまいます。
真ん中や右の毛のように、曲線を意識して線を引いてみてください。
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