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猫耳!犬耳!狐耳!説得力のある獣耳の描き方講座
狐耳や猫耳、犬の耳など、けもみみキャラを描きたいけど、動物の耳の描き方がよく分からない…。なんてことを思ったことはありませんか?
冬空実さんの「説得力のある獣耳の描き方講座」を見て、獣耳をマスターしましょう!
この講座で目指す獣耳イラストのポイント!
獣耳を描く時は、三角形を置いただけの状態ではなく、くるくると動かせそうな、説得力のある獣耳キャラの作画を目指しましょう。
まずはけもみみの良い例と悪い例を見てみましょう。上の図は獣耳の良くない例です。このイラストでは頭から垂直に耳が描かれていますが、通常、動物の耳はこのようになっていません。
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こちらが獣耳の良い例です。通常、動物の耳はこのように前に傾いています。
猫耳を書くために動物を観察してみよう!
くるくる動かせそうなねこ耳を描くために、まずは実際の生き物を観察します。身近で耳の肉が薄い猫が参考になるでしょう。
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ネコの耳は2つの三角形で構成されています。
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また、下の図を見ればわかるように、2つの三角形を構成することによって段差が生じています。耳と頭は完全に独立しておらず、後頭部から耳まで、なだらかな流れで繋がっています。

人物に動物の耳を当てはめる!
観察したことを応用して、キャラクターに動物の耳をつけてみます。
まずはダメな例を見てみます。単純に三角形を乗せただけでは、実際に動きそうにありません。デフォルメの強いイラストであればいいですが、今回はリアルなものを書いてみます。
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先ほど観察して得た情報を応用します。後頭部からの流れ、三角形2つ、それによって生じる段差を意識して描いていきましょう。
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この三角形の大きさや、表面に出る凹凸の量は、動物によって変わるので、いろいろと書分けてみるとよいでしょう。
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正面向きは少し耳を外側に向けた状態で描きました。猫が力を入れていない時は、耳はこの辺を向いています。

耳を前髪と後ろ髪の間に入れるような気持ちで描くと、前後感が出て上手くいきます。

こちらが完成した猫耳キャラのイラストになります。
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三角の軸を意識できれば、このように動いたときの描写にも説得力が出てきます。
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以上で、「説得力のある獣耳の描き方講座」は終了です。
動画講座では実際にイラストを描いていきながら解説を行っていますので、記事よりも更に理解しやすくなっています。ぜひチェックしてみてくださいね!
イラレポ
投稿完了
狐耳や猫耳、犬の耳など、けもみみキャラを描きたいけど、動物の耳の描き方がよく分からない…。なんてことを思ったことはありませんか?
冬空実さんの「説得力のある獣耳の描き方講座」を見て、獣耳をマスターしましょう!
この講座で目指す獣耳イラストのポイント!
獣耳を描く時は、三角形を置いただけの状態ではなく、くるくると動かせそうな、説得力のある獣耳キャラの作画を目指しましょう。
まずはけもみみの良い例と悪い例を見てみましょう。上の図は獣耳の良くない例です。このイラストでは頭から垂直に耳が描かれていますが、通常、動物の耳はこのようになっていません。

こちらが獣耳の良い例です。通常、動物の耳はこのように前に傾いています。
猫耳を書くために動物を観察してみよう!
くるくる動かせそうなねこ耳を描くために、まずは実際の生き物を観察します。身近で耳の肉が薄い猫が参考になるでしょう。

ネコの耳は2つの三角形で構成されています。
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また、下の図を見ればわかるように、2つの三角形を構成することによって段差が生じています。耳と頭は完全に独立しておらず、後頭部から耳まで、なだらかな流れで繋がっています。
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人物に動物の耳を当てはめる!
観察したことを応用して、キャラクターに動物の耳をつけてみます。
まずはダメな例を見てみます。単純に三角形を乗せただけでは、実際に動きそうにありません。デフォルメの強いイラストであればいいですが、今回はリアルなものを書いてみます。

先ほど観察して得た情報を応用します。後頭部からの流れ、三角形2つ、それによって生じる段差を意識して描いていきましょう。

この三角形の大きさや、表面に出る凹凸の量は、動物によって変わるので、いろいろと書分けてみるとよいでしょう。
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正面向きは少し耳を外側に向けた状態で描きました。猫が力を入れていない時は、耳はこの辺を向いています。
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耳を前髪と後ろ髪の間に入れるような気持ちで描くと、前後感が出て上手くいきます。
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こちらが完成した猫耳キャラのイラストになります。
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三角の軸を意識できれば、このように動いたときの描写にも説得力が出てきます。
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以上で、「説得力のある獣耳の描き方講座」は終了です。
動画講座では実際にイラストを描いていきながら解説を行っていますので、記事よりも更に理解しやすくなっています。ぜひチェックしてみてくださいね!
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