光源の位置を意識した陰影のつけ方講座!逆光イラストもマスター
イラストやマンガの絵を描く時、必ず必要になってくるのが陰影の知識ですよね。
この講座で光源の位置を意識した陰影のでき方について正しく理解していきましょう。
光源の位置を意識した陰影のでき方
イラストの陰影の基本を理解する
まずは基本的な形として、球体にできる陰について解説していきます。
光源が左上にあると仮定し、光が直接当たっている部分を「明部(めいぶ)」陰になる部分を「暗部(あんぶ)」と呼びます。
さらに、この明部と暗部の境を「明暗境界線(めいあんきょうかいせん)」と呼び、見る角度や物体によって形状を変化させていきます。
左上に光源がある場合、下の図のように「カゲ」は二種類あります。
「物体自体に出来る陰」と「物体が落とす影」です。
また、光が直角に当たる最も明るい点が「ハイライト」となります。
光源が左上にある場合でも、床からの反射光の存在を忘れないように注意しましょう。
反射光があたる部分は直接光が当たる明部より明るくならないので、この点もおさえておきたいポイントです。
キャラクターの顔の陰影をつける
次に、キャラクターの顔と鎖骨付近にできる陰について解説していきます。
球体の時と同様に、光源を左上と仮定して陰影を付けるとこのようになります。
影を描く際のポイントとして、以下の4つを取り上げたいと思います。
・髪の毛の影
・目に落ちる影
・口の中の影
・鎖骨部分の影
まずは、髪の毛の影から解説します。
髪の毛は、束になってボリュームがでてくると、以下のように影が額に落ちます。
次に目=瞳に落ちる影ですが、目が球体であることをしっかりと意識しましょう。
下の写真のように上瞼(うわまぶた)の影を曲線で落としていくと目の立体感も出てきます。
口の中の影を付ける際は、舌の奥と頬(ほほ)の裏側を意識して、奥行きを出していきましょう。
鎖骨(さこつ)部分の影は、三角形状にくぼみがあることを意識しながら陰影を付けます。
キャラクターの全身に陰影をつける
続いて、キャラクター全身の陰影に関して解説します。
下のイラストをベースとして、光源の位置によって影のでき方がどのように変化するかを見ていきましょう。
このように、同じイラストでも光源の位置によって全く違う影ができます。
同じ物でも光の方向によってガラリと印象を変える事が可能ですので、状況に応じて光と影を上手く使うようにしましょう。
以上で「光源の位置を意識した陰影のつけ方講座」は終了です。
また動画講座では実際にイラストを描いていきながら解説を行っていますので、記事よりも更に理解しやすくなっています。ぜひチェックしてみてくださいね!
イラレポ
投稿完了
イラストやマンガの絵を描く時、必ず必要になってくるのが陰影の知識ですよね。
この講座で光源の位置を意識した陰影のでき方について正しく理解していきましょう。
光源の位置を意識した陰影のでき方
イラストの陰影の基本を理解する
まずは基本的な形として、球体にできる陰について解説していきます。
光源が左上にあると仮定し、光が直接当たっている部分を「明部(めいぶ)」陰になる部分を「暗部(あんぶ)」と呼びます。
さらに、この明部と暗部の境を「明暗境界線(めいあんきょうかいせん)」と呼び、見る角度や物体によって形状を変化させていきます。
左上に光源がある場合、下の図のように「カゲ」は二種類あります。
「物体自体に出来る陰」と「物体が落とす影」です。
また、光が直角に当たる最も明るい点が「ハイライト」となります。
光源が左上にある場合でも、床からの反射光の存在を忘れないように注意しましょう。
反射光があたる部分は直接光が当たる明部より明るくならないので、この点もおさえておきたいポイントです。
キャラクターの顔の陰影をつける
次に、キャラクターの顔と鎖骨付近にできる陰について解説していきます。
球体の時と同様に、光源を左上と仮定して陰影を付けるとこのようになります。
影を描く際のポイントとして、以下の4つを取り上げたいと思います。
・髪の毛の影
・目に落ちる影
・口の中の影
・鎖骨部分の影
まずは、髪の毛の影から解説します。
髪の毛は、束になってボリュームがでてくると、以下のように影が額に落ちます。
次に目=瞳に落ちる影ですが、目が球体であることをしっかりと意識しましょう。
下の写真のように上瞼(うわまぶた)の影を曲線で落としていくと目の立体感も出てきます。
口の中の影を付ける際は、舌の奥と頬(ほほ)の裏側を意識して、奥行きを出していきましょう。
鎖骨(さこつ)部分の影は、三角形状にくぼみがあることを意識しながら陰影を付けます。
キャラクターの全身に陰影をつける
続いて、キャラクター全身の陰影に関して解説します。
下のイラストをベースとして、光源の位置によって影のでき方がどのように変化するかを見ていきましょう。
このように、同じイラストでも光源の位置によって全く違う影ができます。
同じ物でも光の方向によってガラリと印象を変える事が可能ですので、状況に応じて光と影を上手く使うようにしましょう。
以上で「光源の位置を意識した陰影のつけ方講座」は終了です。
また動画講座では実際にイラストを描いていきながら解説を行っていますので、記事よりも更に理解しやすくなっています。ぜひチェックしてみてくださいね!
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