布の動き・シワを理解する!フリルの描き方講座
衣服を華やかにするフリル。布やレースを思い通りに表現するのは難しくなかなかうまく描けない..そういう経験はありませんか?
そんな方はumeさんのフリルの描き方講座を見て、布やレースの表現方法を身につけましょう!
フリルの描き方講座:基本編
フリルを描く時、まずはシンプルな「布の筒」からできていると考えてみましょう。
筒なので、空気が入った時に裏地が見えることも意識してみると良いでしょう。
ひらひらの部分は基本的に左回り込み、正面、右回り込みの3つのパーツに分けられ、中心に向かって布が引っ張られています。
フリルも他と同じように、アオリ(下からみる)やフカン(上から見る)になることによって形が変わります。
煽りになるほど裏地が見え、俯瞰になるほど裏地が見える範囲が少なくなります。
フリルは縫い目から伸びているものなので、ふわっとした印象を出したい時は、引っ張りを強くしましょう。
また縫い目のシワを描くと、よりフリルらしくなります。
パターン化しているフリルは不自然なので、重なりや凹みを意識して、立体的で多彩なフリルを描きましょう。
次は全体のフリルを見ていきます。
スカートや袖などで、やや躍動感を見せたいフリルの場合は、空気を意識し、フリルが上がる場所、下がる場所、寸詰まる場所を確認しながら描いてみましょう。
フリルの書き方講座:実践編
ここからはフリルのイラストを描く実践編です。まずはラフを描いてみましょう。シルエットにもよりますが、回り込みは多少短めに描いてもよいでしょう。
次はこのようにシルエットを描きます。
次に線を引いていきます。全体的に等間隔で描きますが、布が狭まっている所は間隔を狭くするとよいでしょう。
引っ張られている位置とパースを考えながら描いていきましょう。先ほどの左回り込み、正面、右回り込みを考えながら描いていきます。
裏地は少し見える程度の感覚で描いてみてもよいでしょう。
最後に影を描いていきましょう。影については3種類あり、まず1つ目に布が重なっている部分、2つ目に凹んでいる部分、3つ目に裏に落ちる影で分けて描くことができます。
はじめに、布が重なっている部分は以下の図で色で示した箇所になります。
裏地も布が重なっている部分なので忘れずに塗りましょう。
次にへこんでいる部分に影をつけていきます。
そして最後に裏に落ちる影を塗っていきます。足などによる影も考えながら描いていくと良いでしょう。
モノクロ画、漫画などの色を使わない表現の時には、線を描いて影をつけていくのもよいでしょう。
フリルの描き方をマスターする!応用編
基本が出来たら、さまざまなフリルを描いてみると引き出しが増えます。
描き込みにより情報量を増やすことが1つのポイントです。フリルを段階的に増やすと、より華やかになります。
レースを変更してみましょう。少しレースを変えるだけで印象が違ってきますので、組み合わせに使うと良いでしょう。
布は風の影響をよく受けるため、風を受けたフリルについても描いてみましょう。この時、布の流れや向きを考えることが重要になります。
ここでは風が左から右に入っているので、それになびくような右回りのフリルを多めにします。
回り込みの処理はサンタの袋の縛り口をイメージして描いてみましょう。布を上からぐいっと引っ張り、軽く絞るようなイメージをするとよいでしょう。
まとめ
フリルの描き方講座はいかがでしたか?
フリルを描く際のコツを掴んでもらえていたら嬉しいです。布の表現はキャラクターだけでなく室内を描く時にも必要になってくきますので、記事とあわせて動画講座もチェックしてぜひ練習してみてくださいね!
また、パルミーではフリルだけでなく、TシャツやYシャツのしわにつての講座も公開しています。ぜひ参考にしてみてください。
初心者から絵師デビュー!
厚塗りのエッセンスを取り入れた「厚塗り風」イラストの描き方を解説!わかりやすい動画授業+質問相談サポートで、あなたの上達を更に加速【7日間の無料お試し実施中】
詳細はコチラ!イラレポ
投稿完了
衣服を華やかにするフリル。布やレースを思い通りに表現するのは難しくなかなかうまく描けない..そういう経験はありませんか?
そんな方はumeさんのフリルの描き方講座を見て、布やレースの表現方法を身につけましょう!
フリルの描き方講座:基本編
フリルを描く時、まずはシンプルな「布の筒」からできていると考えてみましょう。
筒なので、空気が入った時に裏地が見えることも意識してみると良いでしょう。
ひらひらの部分は基本的に左回り込み、正面、右回り込みの3つのパーツに分けられ、中心に向かって布が引っ張られています。
フリルも他と同じように、アオリ(下からみる)やフカン(上から見る)になることによって形が変わります。
煽りになるほど裏地が見え、俯瞰になるほど裏地が見える範囲が少なくなります。
フリルは縫い目から伸びているものなので、ふわっとした印象を出したい時は、引っ張りを強くしましょう。
また縫い目のシワを描くと、よりフリルらしくなります。
パターン化しているフリルは不自然なので、重なりや凹みを意識して、立体的で多彩なフリルを描きましょう。
次は全体のフリルを見ていきます。
スカートや袖などで、やや躍動感を見せたいフリルの場合は、空気を意識し、フリルが上がる場所、下がる場所、寸詰まる場所を確認しながら描いてみましょう。
全身がスラスラ描けるようになる!?
【初心者歓迎】超人気のジェスチャードローイング講座が公開中!わかりやすい動画授業+質問相談サポートで、あなたの上達を更に加速!【7日間の無料お試し実施中】
詳細はコチラ!フリルの書き方講座:実践編
ここからはフリルのイラストを描く実践編です。まずはラフを描いてみましょう。シルエットにもよりますが、回り込みは多少短めに描いてもよいでしょう。
次はこのようにシルエットを描きます。
次に線を引いていきます。全体的に等間隔で描きますが、布が狭まっている所は間隔を狭くするとよいでしょう。
引っ張られている位置とパースを考えながら描いていきましょう。先ほどの左回り込み、正面、右回り込みを考えながら描いていきます。
裏地は少し見える程度の感覚で描いてみてもよいでしょう。
最後に影を描いていきましょう。影については3種類あり、まず1つ目に布が重なっている部分、2つ目に凹んでいる部分、3つ目に裏に落ちる影で分けて描くことができます。
はじめに、布が重なっている部分は以下の図で色で示した箇所になります。
裏地も布が重なっている部分なので忘れずに塗りましょう。
次にへこんでいる部分に影をつけていきます。
そして最後に裏に落ちる影を塗っていきます。足などによる影も考えながら描いていくと良いでしょう。
モノクロ画、漫画などの色を使わない表現の時には、線を描いて影をつけていくのもよいでしょう。
フリルの描き方をマスターする!応用編
基本が出来たら、さまざまなフリルを描いてみると引き出しが増えます。
描き込みにより情報量を増やすことが1つのポイントです。フリルを段階的に増やすと、より華やかになります。
レースを変更してみましょう。少しレースを変えるだけで印象が違ってきますので、組み合わせに使うと良いでしょう。
布は風の影響をよく受けるため、風を受けたフリルについても描いてみましょう。この時、布の流れや向きを考えることが重要になります。
ここでは風が左から右に入っているので、それになびくような右回りのフリルを多めにします。
回り込みの処理はサンタの袋の縛り口をイメージして描いてみましょう。布を上からぐいっと引っ張り、軽く絞るようなイメージをするとよいでしょう。
まとめ
フリルの描き方講座はいかがでしたか?
フリルを描く際のコツを掴んでもらえていたら嬉しいです。布の表現はキャラクターだけでなく室内を描く時にも必要になってくきますので、記事とあわせて動画講座もチェックしてぜひ練習してみてくださいね!
また、パルミーではフリルだけでなく、TシャツやYシャツのしわにつての講座も公開しています。ぜひ参考にしてみてください。
初心者から絵師デビュー!
厚塗りのエッセンスを取り入れた「厚塗り風」イラストの描き方を解説!わかりやすい動画授業+質問相談サポートで、あなたの上達を更に加速【7日間の無料お試し実施中】
詳細はコチラ!イラレポを投稿しよう
講座で紹介されている「右回り込み」や「左回り込み」、布の凹みや重なりを意識してフリルを描いて、イラレポを投稿しましょう!