手や指のイラストの描き方講座。構造理解のコツ・描き分け参考資料も!
手のイラストの描き方って単純なようで奥が深い...
この講座では、手を4つのパーツに分けるイラストの描き方を解説していきます。
描く機会の多い「手」だからこそ、しっかりと習得しましょう!
手の構造を理解する
STEP1 手の構造
手はその形自体や動きのバリエーションにより複雑に見てしまうかと思います。
ただ、 大まかにグループ分けして考えると手の形を考えやすくなり、描きやすくなります。
まず手全体を、次の4つのパーツに分けて考えてみましょう。
1.青色の親指
2.水色の親指の付け根
3.親指以外の4本の指
4.手のひら
上のように、4つにわけました。なぜこの4つに分けたのかは、それぞれの動きを見てみると理由が分かります。
まず、青色の親指についてですが、親指は内側へ折る動きしかできません。
次に、親指の付け根である水色の部分も同様で、手のひらの方へたたみ込むような動きしかできません。
ただ、青色になっている親指と水色の親指の付け根は、それぞれ動き方が違うので注意してください。
親指以外の黄色い部分についてですが、こちらは4本ともすべて同じ動きをします。
親指と親指以外の指は、同じ「指」であっても構造が違うということを理解すると、綺麗に手を描くことができます。
黄色い4本の指を内側に曲げるにあたり注意したいことは、各指の付け根から内側に曲がるのではなく、付け根の少し下、手のひらの部分から曲がるということです。
この理由は、この4本の指は関節の部分から曲がるからです。
関節をデフォルメして描かなくても、関節の位置を意識することによって自然な手の動きを描くことができます。
もう一つの注意点は、指の付け根の位置です。
指の付け根の位置ですが、画像のように小さく山を描くような指の配置にするとよいでしょう。
手のイラストを描く
STEP2 パーツを意識して描く
手の全体を1つとして考えるのではなく、手を4つのパーツに分けて描いてみましょう。
まずこのようにアタリを描きます。参考に自分の手を見て描くとよいでしょう。
次にそのアタリをベースに指や手のひらなどを描いていきます。
この方法は様々な手の形に応用できます。
何かを持つ手や向かってきている手は下のように描くことができます。
STEP3 魅力的な手を描く
ここでは、立体感のある手の描き方のコツを解説します。
絵柄によって手の描き方、デフォルメの仕方も変わってきますが、立体感を感じる手の描き方のコツを紹介します。
上のイラストで丸がついている部分は関節があるところで、 骨を感じられるよう少し固めに描きます。
筆圧の強弱を利用して表現するのもよいでしょう。
関節と反対側の緑のラインは肉付きがとても良いところです。
ふんわりと曲線で描くとふっくらした印象になります。
また、肉がよせられてできるしわも描くとリアルさや立体感を出すことができます。
STEP4 指・爪の表現と関節
ここでは、指や爪の表現や手を握った際の関節について解説します。
指の動きもまっすぐというわけではなく、関節ごとに多少動きが変わります。
少し反っているところやふくらむところもあるのでよく観察してみましょう。
また、伸ばしている指だけでなく、折りたたんでいる他の指の角度にも気を付けましょう。
ちなみに、力を入れると指は少し反るようになっています。
こちらも関節を意識して、少しだけ角度をつけるとよいでしょう。
爪の生えているところは少しカーブさせます。
また、爪もさまざまな描き方があります。
下のように爪の側面と付け根の部分を描写する場合や、爪の側面のみを描写してデフォルメする描き方もあります。
また、下のように丸みを持たせつつ、角張った爪にしたり、爪を短くして丸みをつけたりと様々な表現ができます。
また、爪を描かないというのも、表現の方法の一つでしょう。
自分の絵柄にはどの爪が一番合うか考えて描くとより魅力が出てくるのではないでしょうか。
最後に、握った手を描く時の関節の表現について解説します。
拳を描く際は、下のように印をつけている関節を意識して描くのがポイントです。
しっかりと関節を描くことにより、力強く握っている印象になります。
また、折りたたんでいる指もしっかり描くことで立体感が生まれます。
手や指のイラストのいろいろな描き分け方。参考資料に
性別・年齢によって手の形は異なります。描きたいキャラクターに合った手を意識しましょう。指先を細く、縦爪にすると女性らしくなります。指先を反らすと華奢な印象になります。
男性の手は関節を強調すると良いでしょう。また、歳をとるにつれて肉つきが悪くなり、シワが増えます。
ここでは、パルミー受講生の皆さんが描かれたイラスト(イラレポ)をご紹介します。いろいろな手や指のイラストの描き分けの参考にどうぞ。
手や指の描き方 イラストbyさときち
イラレポへイラレポへ
手や指の描き方 イラストbyにゃんたろー
イラレポへいろいろな手の描き方 イラストby tmp
イラレポへ手の描き分け イラストby yongo.
イラレポへ手まとめ イラストby狩田
イラレポへ手 イラストbyぱ沼
イラレポへ練習! イラストbyZONI
イラレポへどんな動き・角度でも怖くない!もっと詳しい手の描き方解説動画を7日間の無料お試しで視聴しよう!
パルミーの月謝制講座『基本から始める!手の描き方講座門講座』では、
手をブロックで理解し、どんな動き・角度でも自在に描けるようになる方法を解説!
7日間の無料お試しができるので、ぜひ講座を覗いてみてくださいね。 無料お試しでは、この講座をはじめとする全200以上の講座が全部視聴出来ます! パルミーの月謝制詳細についてはこちらから!
手のイラストの描き方って単純なようで奥が深い...
この講座では、手を4つのパーツに分けるイラストの描き方を解説していきます。
描く機会の多い「手」だからこそ、しっかりと習得しましょう!
手の構造を理解する
STEP1 手の構造
手はその形自体や動きのバリエーションにより複雑に見てしまうかと思います。
ただ、 大まかにグループ分けして考えると手の形を考えやすくなり、描きやすくなります。
まず手全体を、次の4つのパーツに分けて考えてみましょう。
1.青色の親指
2.水色の親指の付け根
3.親指以外の4本の指
4.手のひら
上のように、4つにわけました。なぜこの4つに分けたのかは、それぞれの動きを見てみると理由が分かります。
まず、青色の親指についてですが、親指は内側へ折る動きしかできません。
次に、親指の付け根である水色の部分も同様で、手のひらの方へたたみ込むような動きしかできません。
ただ、青色になっている親指と水色の親指の付け根は、それぞれ動き方が違うので注意してください。
親指以外の黄色い部分についてですが、こちらは4本ともすべて同じ動きをします。
親指と親指以外の指は、同じ「指」であっても構造が違うということを理解すると、綺麗に手を描くことができます。
黄色い4本の指を内側に曲げるにあたり注意したいことは、各指の付け根から内側に曲がるのではなく、付け根の少し下、手のひらの部分から曲がるということです。
この理由は、この4本の指は関節の部分から曲がるからです。
関節をデフォルメして描かなくても、関節の位置を意識することによって自然な手の動きを描くことができます。
もう一つの注意点は、指の付け根の位置です。
指の付け根の位置ですが、画像のように小さく山を描くような指の配置にするとよいでしょう。
手のイラストを描く
STEP2 パーツを意識して描く
手の全体を1つとして考えるのではなく、手を4つのパーツに分けて描いてみましょう。
まずこのようにアタリを描きます。参考に自分の手を見て描くとよいでしょう。
次にそのアタリをベースに指や手のひらなどを描いていきます。
この方法は様々な手の形に応用できます。
何かを持つ手や向かってきている手は下のように描くことができます。
STEP3 魅力的な手を描く
ここでは、立体感のある手の描き方のコツを解説します。
絵柄によって手の描き方、デフォルメの仕方も変わってきますが、立体感を感じる手の描き方のコツを紹介します。
上のイラストで丸がついている部分は関節があるところで、 骨を感じられるよう少し固めに描きます。
筆圧の強弱を利用して表現するのもよいでしょう。
関節と反対側の緑のラインは肉付きがとても良いところです。
ふんわりと曲線で描くとふっくらした印象になります。
また、肉がよせられてできるしわも描くとリアルさや立体感を出すことができます。
STEP4 指・爪の表現と関節
ここでは、指や爪の表現や手を握った際の関節について解説します。
指の動きもまっすぐというわけではなく、関節ごとに多少動きが変わります。
少し反っているところやふくらむところもあるのでよく観察してみましょう。
また、伸ばしている指だけでなく、折りたたんでいる他の指の角度にも気を付けましょう。
ちなみに、力を入れると指は少し反るようになっています。
こちらも関節を意識して、少しだけ角度をつけるとよいでしょう。
爪の生えているところは少しカーブさせます。
また、爪もさまざまな描き方があります。
下のように爪の側面と付け根の部分を描写する場合や、爪の側面のみを描写してデフォルメする描き方もあります。
また、下のように丸みを持たせつつ、角張った爪にしたり、爪を短くして丸みをつけたりと様々な表現ができます。
また、爪を描かないというのも、表現の方法の一つでしょう。
自分の絵柄にはどの爪が一番合うか考えて描くとより魅力が出てくるのではないでしょうか。
最後に、握った手を描く時の関節の表現について解説します。
拳を描く際は、下のように印をつけている関節を意識して描くのがポイントです。
しっかりと関節を描くことにより、力強く握っている印象になります。
また、折りたたんでいる指もしっかり描くことで立体感が生まれます。
手や指のイラストのいろいろな描き分け方。参考資料に
性別・年齢によって手の形は異なります。描きたいキャラクターに合った手を意識しましょう。指先を細く、縦爪にすると女性らしくなります。指先を反らすと華奢な印象になります。
男性の手は関節を強調すると良いでしょう。また、歳をとるにつれて肉つきが悪くなり、シワが増えます。
ここでは、パルミー受講生の皆さんが描かれたイラスト(イラレポ)をご紹介します。いろいろな手や指のイラストの描き分けの参考にどうぞ。
手や指の描き方 イラストbyさときち
イラレポへイラレポへ
手や指の描き方 イラストbyにゃんたろー
イラレポへいろいろな手の描き方 イラストby tmp
イラレポへ手の描き分け イラストby yongo.
イラレポへ手まとめ イラストby狩田
イラレポへ手 イラストbyぱ沼
イラレポへ練習! イラストbyZONI
イラレポへどんな動き・角度でも怖くない!もっと詳しい手の描き方解説動画を7日間の無料お試しで視聴しよう!
パルミーの月謝制講座『基本から始める!手の描き方講座門講座』では、
手をブロックで理解し、どんな動き・角度でも自在に描けるようになる方法を解説!
7日間の無料お試しができるので、ぜひ講座を覗いてみてくださいね。 無料お試しでは、この講座をはじめとする全200以上の講座が全部視聴出来ます! パルミーの月謝制詳細についてはこちらから!
初心者から絵師デビュー!
厚塗りのエッセンスを取り入れた「厚塗り風」イラストの描き方を解説!わかりやすい動画授業+質問相談サポートで、あなたの上達を更に加速【7日間の無料お試し実施中】
詳細はコチラ!