男性キャラの体型の描き方講座!細身からアスリートまで
男性キャラを描く時、ついつい単調になってしまう...
そう感じる方も多いはず。
この講座では、細身から筋肉質な体型まで、また年齢ごとに体の描き方について解説していきます。
この講座で男性の描き方を学んでいきましょう!
体型別の男性の体の描き方
スタンダードな体型と細身の体型
まず初めに、4つの体型に分けて体の描き方を解説していきます。まずは、スタンダードな体型です。
スタンダードな体型では緩やかな逆三角形をイメージして描いていきます。
肋骨があるらしい線を描き込み、肋間(ろっかん)を作ります。
このようにスタンダードな型では飽くまで「○○があるらしい」を意識し、筋肉および骨格について、はっきりとした境界線は描き込まないようにします。
背中は僧帽筋(そうぼうきん)と肩甲骨の二つを意識して描くだけでも、スマートで男らしい背中になります。
おしりは大殿筋(だいでんきん)と中殿筋の形を強調させ、えくぼのようなヘコミを描き込むと格好よく見せる事ができます。
次に、細身の体型です。
肋骨のラインは、浮き立たせて描きます。また、腹筋は緩やかな曲線で描きましょう。
太ももから脚は一般的な女性よりも若干細く描くと良いと思います。
STEP2 筋肉質な体型・ぽっちゃり体型
はじめに、筋肉質な体型について説明します。
この体型では、鍛えられた広背筋が厚みを持ち、外側へも広がるため、正面から見る事ができます。
意識したいのは、はっきりとした逆三角形のイメージです。
また、筋肉の境界線をはっきり描き込み、全体的に質量を意識して厚みを持たせます。
スタンダードな体型で見られたお尻のえくぼは、筋肉質な体型においてはあまり目立たず、まん丸で球体のようなお尻になります。
ぽっちゃりした体型では、底辺が長い台形をシルエットとしましょう。
骨盤あたりに肉が垂れるイメージです。
また、くびれにあたる部分には肉と肉とが重なるイメージで、縦に丸みを2つ描きます。
おへそを横に描くとぽっちゃりした体型に見えます。
年齢に応じた体の描き分け方
STEP3 幼児期・学童期
STEP3と4では、年齢による男性の描き分けについて解説していきます。
年齢によって描き分ける時のポイントは頭身数です。
おおよその目安として、頭身は3つの年代に分類されます。
幼児期 1歳から6歳未満 3~4頭身
学童期 6歳から12歳未満 5頭身~5.5頭身
青年期 12歳~22歳、および成人 6頭身~8頭身
となることを意識しましょう。
まず幼児期について解説していきます。
幼児期の体型は、頭が大きめ、寸胴もしくはぽっこりとお腹が出ていることが特徴です。
ただし、ぽっこりとお腹が出ているのは1歳~3歳までなので注意しましょう。
柔らかな子供の体を常に意識し、張りのある肌や肉を描きます。
足は短めに描きましょう。太ももから膝、ふくらはぎから足首のくびれはさほどないため、メリハリをつけずに描きます。
線をシャープに描かず筋肉なども強調せず、やや丸みを持たせて描くと子供らしさが出ます。
続いて学童期です。
体が発達段階にある学童期では、体型は寸胴になります。
3頭身目に骨盤が含まれるイメージで描いています。また、幼児期と同じく手足はメリハリをつけずに描くようにします。
この時期は小学生ですから、まだまだ子供らしさを残してあげましょう。
STEP4 青年期および成人
この時期は体も発達し、男性らしい骨格や筋肉が出来上がります。
中学生から高校生男児までは、おおよそ6頭身~7頭身で描いてきます。
大学生から成人は7.5頭身~8頭身を目安にします。
ここまで説明した頭身の数については、あくまで目安となります。自分の絵柄に合った年齢別男性の描き方を確立させていくと良いでしょう。
また、頭身を増やすことで脚を極端に長くしてしまうと不自然になりがちです。
私個人のやり方ですが、頭の中で、今の長さの脚で正座した姿を想像し、長すぎていないかを判断しています。
最後に、手の大きさも見てみましょう。
青年期および成人した時期における手は、広げると顔と同じ大きさになります。
一方、幼児期においては、手はまだ小さく顔のほうが大きくなっています。
手の大きさもポイントとし、意識して描くようにしましょう。
以上で、「男性キャラクターの体型の描きわけ方講座」は終了です。
動画講座では実際に描いていきながら解説を行っていますので、記事よりも更に理解しやすくなっています。
ぜひチェックしてみてくださいね!
イラレポ
投稿完了
男性キャラを描く時、ついつい単調になってしまう...
そう感じる方も多いはず。
この講座では、細身から筋肉質な体型まで、また年齢ごとに体の描き方について解説していきます。
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体型別の男性の体の描き方
スタンダードな体型と細身の体型
まず初めに、4つの体型に分けて体の描き方を解説していきます。まずは、スタンダードな体型です。
スタンダードな体型では緩やかな逆三角形をイメージして描いていきます。
肋骨があるらしい線を描き込み、肋間(ろっかん)を作ります。
このようにスタンダードな型では飽くまで「○○があるらしい」を意識し、筋肉および骨格について、はっきりとした境界線は描き込まないようにします。
背中は僧帽筋(そうぼうきん)と肩甲骨の二つを意識して描くだけでも、スマートで男らしい背中になります。
おしりは大殿筋(だいでんきん)と中殿筋の形を強調させ、えくぼのようなヘコミを描き込むと格好よく見せる事ができます。
次に、細身の体型です。
肋骨のラインは、浮き立たせて描きます。また、腹筋は緩やかな曲線で描きましょう。
太ももから脚は一般的な女性よりも若干細く描くと良いと思います。
STEP2 筋肉質な体型・ぽっちゃり体型
はじめに、筋肉質な体型について説明します。
この体型では、鍛えられた広背筋が厚みを持ち、外側へも広がるため、正面から見る事ができます。
意識したいのは、はっきりとした逆三角形のイメージです。
また、筋肉の境界線をはっきり描き込み、全体的に質量を意識して厚みを持たせます。
スタンダードな体型で見られたお尻のえくぼは、筋肉質な体型においてはあまり目立たず、まん丸で球体のようなお尻になります。
ぽっちゃりした体型では、底辺が長い台形をシルエットとしましょう。
骨盤あたりに肉が垂れるイメージです。
また、くびれにあたる部分には肉と肉とが重なるイメージで、縦に丸みを2つ描きます。
おへそを横に描くとぽっちゃりした体型に見えます。
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STEP3 幼児期・学童期
STEP3と4では、年齢による男性の描き分けについて解説していきます。
年齢によって描き分ける時のポイントは頭身数です。
おおよその目安として、頭身は3つの年代に分類されます。
幼児期 1歳から6歳未満 3~4頭身
学童期 6歳から12歳未満 5頭身~5.5頭身
青年期 12歳~22歳、および成人 6頭身~8頭身
となることを意識しましょう。
まず幼児期について解説していきます。
幼児期の体型は、頭が大きめ、寸胴もしくはぽっこりとお腹が出ていることが特徴です。
ただし、ぽっこりとお腹が出ているのは1歳~3歳までなので注意しましょう。
柔らかな子供の体を常に意識し、張りのある肌や肉を描きます。
足は短めに描きましょう。太ももから膝、ふくらはぎから足首のくびれはさほどないため、メリハリをつけずに描きます。
線をシャープに描かず筋肉なども強調せず、やや丸みを持たせて描くと子供らしさが出ます。
続いて学童期です。
体が発達段階にある学童期では、体型は寸胴になります。
3頭身目に骨盤が含まれるイメージで描いています。また、幼児期と同じく手足はメリハリをつけずに描くようにします。
この時期は小学生ですから、まだまだ子供らしさを残してあげましょう。
STEP4 青年期および成人
この時期は体も発達し、男性らしい骨格や筋肉が出来上がります。
中学生から高校生男児までは、おおよそ6頭身~7頭身で描いてきます。
大学生から成人は7.5頭身~8頭身を目安にします。
ここまで説明した頭身の数については、あくまで目安となります。自分の絵柄に合った年齢別男性の描き方を確立させていくと良いでしょう。
また、頭身を増やすことで脚を極端に長くしてしまうと不自然になりがちです。
私個人のやり方ですが、頭の中で、今の長さの脚で正座した姿を想像し、長すぎていないかを判断しています。
最後に、手の大きさも見てみましょう。
青年期および成人した時期における手は、広げると顔と同じ大きさになります。
一方、幼児期においては、手はまだ小さく顔のほうが大きくなっています。
手の大きさもポイントとし、意識して描くようにしましょう。
以上で、「男性キャラクターの体型の描きわけ方講座」は終了です。
動画講座では実際に描いていきながら解説を行っていますので、記事よりも更に理解しやすくなっています。
ぜひチェックしてみてくださいね!
イラレポ
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