pen-iconpen-iconデフォルメ・ミニキャラの描き方講座!デフォルメキャラのパターンを学ぼう

普段は6頭身、8頭身のキャラを描くことが多い方も、この講座でデフォルメの描き方を学んでみませんか?

この講座は初心者の方でもわかりやすいようにミニキャラの描き方について解説しています。


ミニキャラの特徴的なシルエットを作る

まずは簡単な図形を組み合わせて特徴的なシルエットを表現する「素体(そたい)」の作り方について学びましょう。

ミニキャラの素体

頭の形は四角形です。あごの尖った部分を省略し、丸っこいイメージにしています。
胴体は平べったく長い四角形が基本です。手足は細くて長い棒状です。これが最も基本的な形です。

ミニキャラの胴体は長い四角形

では次に、少し可愛らしい素体を作ってみましょう。
頭の形は同じで、胴体や手足の形を変えてみます。こうすることにより、基本とは異なる印象の素体を作ることができます。

かわいいミニキャラ

では次に、細くてスタイルの良い素体を作ってみましょう。
頭の形は同じで、胴体と手足を三角形に変えてみます。
このように単純な図形を組み替えることにより、素体の印象を大きく変えることができるでしょう。

スタイルの良いミニキャラ

ミニキャラのシルエットとパターン

他にもいくつかパターンを紹介しましょう。
一番左は長方形で構成された素体です。角張っていて背の高い、硬いイメージになっています。
左から2番目は四角形や三角形の組み合わせで構成された素体です。肩や手足の先端などを大きく変形させることにより、力強いイメージを表現しています。
左から3番目は丸や尖った涙滴型(水滴型)で構成された素体です。女性の柔らかく、かつスリムなイメージを表現しています。
一番右は丸のみで構成された素体です。柔らかく可愛らしいイメージになっています。


ミニキャラのシルエットのパターン

最初のイラストに戻って見てみましょう。
こちらも簡単な図形を元に描かれています。頭と胴体は立方体で、腕は細い円柱です。
皆さんも、身近な物やイラストがどのような形をしているのか、よく観察してみると良いでしょう。

身近な物やイラストの形

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デフォルメキャラの特徴をつかむ

次に、デフォルメするキャラクターの特徴をきちんと頭に入れる練習をしましょう。

パルミーでは公式キャラクターのパルミーちゃんをモチーフにしたデフォルメ講座もあります。具体例をデフォルメする方法に興味のある方はぜひこちらを参考にしてみてくださいね。


デフォルメの描き方講座

この講座ではパルミーちゃんをモチーフにデフォルメの描き方について解説していきます。

講座はコチラ


まず、ラフで構いませんので、これからデフォルメするキャラクターを一旦描いてみましょう。こうすることで、キャラクターの特徴が一層頭の中に入ってきやすくなります。

キャラクターの特徴

先程描いたラフの手や頭のパーツをよく見ると、猫のイメージのキャラクターだということがわかります。

猫のイメージのキャラ

次に髪の毛に注目してみましょう。
ツインテールのように2房の髪の毛が垂れています。これはシルエットに大きく影響を与えるポイントになりますので、きっちりと特徴を押さえておきましょう。

ツインテールの髪

少しアップにしてみましょう。
表情をよく見てみます。目の形が少し眠たげになっています。こちらもきちんとデフォルメに取り込みましょう。

少し眠そうな目

次に服装のパーツを見てみましょう。
首元に大きなリボンが1つ、胴体に小さな結び目が4つあります。デフォルメをする際にこれらをきちんと再現できるよう、数を覚えておきましょう。

服装のパーツ

脚のラインが全体に対してかなりスリムなイメージです。こちらもデフォルメに取り入れることができるよう、素体の形を作る際には気を付けましょう。

スリムな脚のライン

対して腕は末広がりで、素体に使用する図形の分類では水滴型に近い形になっています。こちらもよく覚えておきましょう。

末広がりな腕

特徴を把握したら、素体を作ってパーツを乗せていきましょう。
素体には、胴体の形や、腕、脚のラインがきちんと再現できるような図形を選びましょう。

素体を作ってパーツを乗せる

この素体にパーツを乗せていきます。

これでおおよそのデフォルメの基本ができました。


デフォルメの基本

デフォルメのイラスト完成

デフォルメの完成

デフォルメキャラを実際に描いてみる

先程作成したキャラクターを実際に描いていきましょう。
この時、ただ真っ直ぐに立っているだけの図ではなく、キャラクターの動きを表現するような、もしくはキャラクターの空間を表現するような絵を描くように気を付けましょう。

実際にキャラクターを描く

画面の奥行を表現する1つ目の方法は、左右の手に大きな差をつけて描くことです。この左右の手の対比がポイントです。
2つ目の方法は、頭と脚を手と同じように極端なパースで描くことです。
このようにパースをかけて表現することで、動きや空間が表れてきます。

手の対比がポイント

アタリが取れたらパーツを乗せていきましょう。
髪の毛は大きく動きを出せる部分です。腕が大きく上がっているということは、上半身全体にひねりが加わっているということです。それを髪の毛で上手く表現しましょう。

髪の毛によって動きをつける

また、カメラのアングルは斜めに地平線を引くようなイメージにすると、動いているように見えて効果的です。

アングルは斜めに地平線を引く

まとめ

デフォルメによるミニキャラの描き方講座はいかがでしたか?
いくつかのパーツに分解してさまざまなタイプのデフォルメイラストを描いてみましょう。動画講座では音声付きで解説を行っていますので、繰り返しみて練習してみてくださいね!


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ミニキャラの特徴的なシルエットを作る

まずは簡単な図形を組み合わせて特徴的なシルエットを表現する「素体(そたい)」の作り方について学びましょう。

ミニキャラの素体

頭の形は四角形です。あごの尖った部分を省略し、丸っこいイメージにしています。
胴体は平べったく長い四角形が基本です。手足は細くて長い棒状です。これが最も基本的な形です。

ミニキャラの胴体は長い四角形

では次に、少し可愛らしい素体を作ってみましょう。
頭の形は同じで、胴体や手足の形を変えてみます。こうすることにより、基本とは異なる印象の素体を作ることができます。

かわいいミニキャラ

では次に、細くてスタイルの良い素体を作ってみましょう。
頭の形は同じで、胴体と手足を三角形に変えてみます。
このように単純な図形を組み替えることにより、素体の印象を大きく変えることができるでしょう。

スタイルの良いミニキャラ

ミニキャラのシルエットとパターン

他にもいくつかパターンを紹介しましょう。
一番左は長方形で構成された素体です。角張っていて背の高い、硬いイメージになっています。
左から2番目は四角形や三角形の組み合わせで構成された素体です。肩や手足の先端などを大きく変形させることにより、力強いイメージを表現しています。
左から3番目は丸や尖った涙滴型(水滴型)で構成された素体です。女性の柔らかく、かつスリムなイメージを表現しています。
一番右は丸のみで構成された素体です。柔らかく可愛らしいイメージになっています。


ミニキャラのシルエットのパターン

最初のイラストに戻って見てみましょう。
こちらも簡単な図形を元に描かれています。頭と胴体は立方体で、腕は細い円柱です。
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次に、デフォルメするキャラクターの特徴をきちんと頭に入れる練習をしましょう。

パルミーでは公式キャラクターのパルミーちゃんをモチーフにしたデフォルメ講座もあります。具体例をデフォルメする方法に興味のある方はぜひこちらを参考にしてみてくださいね。


デフォルメの描き方講座

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まず、ラフで構いませんので、これからデフォルメするキャラクターを一旦描いてみましょう。こうすることで、キャラクターの特徴が一層頭の中に入ってきやすくなります。

キャラクターの特徴

先程描いたラフの手や頭のパーツをよく見ると、猫のイメージのキャラクターだということがわかります。

猫のイメージのキャラ

次に髪の毛に注目してみましょう。
ツインテールのように2房の髪の毛が垂れています。これはシルエットに大きく影響を与えるポイントになりますので、きっちりと特徴を押さえておきましょう。

ツインテールの髪

少しアップにしてみましょう。
表情をよく見てみます。目の形が少し眠たげになっています。こちらもきちんとデフォルメに取り込みましょう。

少し眠そうな目

次に服装のパーツを見てみましょう。
首元に大きなリボンが1つ、胴体に小さな結び目が4つあります。デフォルメをする際にこれらをきちんと再現できるよう、数を覚えておきましょう。

服装のパーツ

脚のラインが全体に対してかなりスリムなイメージです。こちらもデフォルメに取り入れることができるよう、素体の形を作る際には気を付けましょう。

スリムな脚のライン

対して腕は末広がりで、素体に使用する図形の分類では水滴型に近い形になっています。こちらもよく覚えておきましょう。

末広がりな腕

特徴を把握したら、素体を作ってパーツを乗せていきましょう。
素体には、胴体の形や、腕、脚のラインがきちんと再現できるような図形を選びましょう。

素体を作ってパーツを乗せる

この素体にパーツを乗せていきます。

これでおおよそのデフォルメの基本ができました。


デフォルメの基本

デフォルメのイラスト完成

デフォルメの完成

デフォルメキャラを実際に描いてみる

先程作成したキャラクターを実際に描いていきましょう。
この時、ただ真っ直ぐに立っているだけの図ではなく、キャラクターの動きを表現するような、もしくはキャラクターの空間を表現するような絵を描くように気を付けましょう。

実際にキャラクターを描く

画面の奥行を表現する1つ目の方法は、左右の手に大きな差をつけて描くことです。この左右の手の対比がポイントです。
2つ目の方法は、頭と脚を手と同じように極端なパースで描くことです。
このようにパースをかけて表現することで、動きや空間が表れてきます。

手の対比がポイント

アタリが取れたらパーツを乗せていきましょう。
髪の毛は大きく動きを出せる部分です。腕が大きく上がっているということは、上半身全体にひねりが加わっているということです。それを髪の毛で上手く表現しましょう。

髪の毛によって動きをつける

また、カメラのアングルは斜めに地平線を引くようなイメージにすると、動いているように見えて効果的です。

アングルは斜めに地平線を引く

まとめ

デフォルメによるミニキャラの描き方講座はいかがでしたか?
いくつかのパーツに分解してさまざまなタイプのデフォルメイラストを描いてみましょう。動画講座では音声付きで解説を行っていますので、繰り返しみて練習してみてくださいね!


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